リアップジェットとリアップx5はどちら使うべき?【副作用と効果】

ミノキシジルが含まれる発毛剤の商品の中でも国内で知名度が高いものと言えば、ドラッグストアでも買うことができる大正製薬のリアップです。
このリアップはミノキシジルの濃度により、複数の商品が発売されています。具体的に商品を列挙すると、次のようなものです。
- 1.リアップジェット・・・3,990円
- 2.リアップx5(ファイブ)・・・7,400円
では、上記の2商品で何が違うかというと、一番の違いは含まれているミノキシジルの濃度です。
具体的な数字で言えば、1のリアップジェットの濃度1%、そして2のリアップx5は濃度5%となります。では、その2つの育毛剤について、どちらを使用するべきなのでしょうか?
使うならミノキシジル5%のリアップx5
先ほどのどちらを使用するべきかの答えですが、予算が許すならば5%品のリアップx5の方を使用するべきと言えます。その理由は、効果を期待できるのに、副作用の危険性はほとんど変わらないという結果が出ているからです。効果については、大正製薬公式サイトのリアップ紹介ページが参考になります(下記画像)。

上記のデータをご覧いただいてわかるように、著名改善、中等度改善を合わせた数字については、1%品の方はおよそ35%なのに対して、リアップ5は55%の結果です。つまり、リアップ5を使う方が20%以上の成果が得られたことになります。
それにも関わらず、皮膚の炎症といった副作用の発現率は、以下のように3%しか変わりませんでした。つまり、デメリットはほぼないのに、効果が高まるというわけです。
※引用
リアップX5の副作用発現率8.7%(主な副作用…接触皮膚炎3.3%、湿疹3.3%、脂漏性皮膚炎2.0%)
リアップの副作用発現率5.3%(主な副作用…接触皮膚炎2.0%)
念のために、大正製薬とは別の試験結果を調べてみたところ、日本皮膚科学会が発行した『男性型脱毛症診療ガイドライン』にも、次のような記載をみつけることができました。
※引用
1%と比較し5%ミノキシジルの有意な発毛効果が示され、副作用の発現率に有意差はなかった。
以上のデータや試験結果から、5%品は1%品よりも効果を期待できるに関わらず、副作用についても差はほとんど無いということが分かって頂けたはずです。
つまり、1%品を選ぶことは価格以外に何もメリットは無いということになります。薄毛というものは、毎日少しずつ進行していきます。そして、その進行が進めば進むほど治療は難しくなります。
ですから、できるだけ早くに、より効果を期待できる治療に取り組むべきです。
「でも、リアップx5は値段が高いから使う余裕が無いだなぁ」と、もしあなたが考えているのなら、ロゲインやカークランドのような発毛剤は使うのが良いでしょう。
同じミノキシジル5%配合ですが、1ヵ月の価格で比較すると、ロゲインならリアップx5の3分の1、カークランドなら5分の1の価格で購入可能です。
私もリアップx5を使わずにロゲインを使用しています。大正製薬さんには申し訳ないですが、今の価格設定ではリアップを継続利用する気持ちにはなれません。

もし、あなたも5%品を使いたいけど、値段がネックになっているのなら、カークランドやロゲインの使用を検討してみてください。私が使用しているロゲインのレビューを以下に掲載しておきますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
⇒ ロゲインのレビューと感想