大学生でミノキシジルやプロペシアを使用するのは早い?

先日、次のようなことを友人から相談されました(以下、友人の発言です)。
「親戚の大学生の子がさぁ、おデコが急に広くなってきて悩んでるんだよね。もうこのままじゃ社会人になる前に禿げてしまうんじゃないかって、本当に不安そうにしてたんだよ」
学生の頃というのは、周りの友人たちもすぐに薄毛のことをからかってきますし、異性の目も気になります。でも、薄毛の悩みなんて恥ずかしくて、誰に相談できない。きっとその子も周りの友人に相談できなくて、親戚である私の友人に相談したのだと思います。
私自身も高校時代に、徐々にひたいの両側が後退していき、周りの友人からは「ドラゴンボールに出てるベジータみたい」とからかわれていたんですね。
その場では、笑ってごまかしていましたが、すごく落ち込みましたし、このまま禿げていくしかないんだとうなぁと諦めていました。
だから、その子の気持ちはよくわかります。そして、その友人はさっきの話の後に次のようなことを続けたんですね。
「でもさぁ、大学生みたいな若い頃からプロペシアとか飲まない方が良いだろ?」
なるほど、心配ごとはそこだったんですね。もしかしたら、あなたも同じような悩みを抱えているのかもしれませんので、続いてその点についての答えを書かせていただきますね。
薄毛はなるべく早いうちに治療した方が良い
結論から言えば、薄毛だと認識時点でミノキシジル(ロゲイン、カークランド、リアップに含有)やフィナステリド(プロペシア、エフペシアに含有)は使用した方が良いです。
その理由は、薄毛は放置しておけばしておくほど、治療が難しくなるからです。次の関連記事で薄毛のレベルについて解説をさせていただきましたが、薄毛が自分自身で認識できるということは、おそらくレベル3の『毛髪の細小化』に達していると考えられます。
■関連記事:あなたの薄毛の進行レベルをどれくらい?【5段階で評価します】
そして、そのまま放置しておけば、レベル4の『毛髪減少』に突入することになります。この段階になってしまってからでは、どんなに効果のある育毛剤を使用しても、すぐに髪が生えてくることはありません。
厳しいようですが、それが現実なんですね。そして、禿げへの進行速度は状態のレベルが上がればあがるほど、急激に進みます。久々にあった友人の髪が突然薄くなっていたりするのは、レベルが上がれば上がるほど薄毛が加速度的に進行するからです。
ですから、その大学生の子も薄毛に悩んで頭を抱えている暇があったら、すぐに生活改善や育毛剤を使用することを始めて、治療を進めていただきたいです。
友人にもそのように伝えておきましたので、きっと早々に育毛に取り組んでくれると信じています。その子の育毛がうまくいくといいですよね。